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ガンバレ富塚委員(今さらだけど) [2002.12.19
官邸/CCCD]
「RECO-PLAY.COM
はコピーコントロールCD
を推奨します」への補足情報を、A&Z
様から書き込みいただきました@掲示板。例の
X-Japan
正規盤と、100円でつくったクローンを比較させるパフォーマンスについて。で、紹介いただいた「知的財産戦略会議議事録」で富塚同委員を追ってみました。今日は長いよ。
そもそも同会議の主旨は、
我が国産業の国際競争力の強化、経済の活性化の観点から知的財産の重要性が高まっている。このため、我が国として知的財産戦略を早急に樹立し、その推進を図るため、「知的財産戦略会議」(以下、「会議」という。)を開催する。
ということですから、ご自身も感じたように(>MSNジャーナル)、場違いなんですね。で、第1回会議で例のパフォーマンスを行うわけですが、それを受けて大山同委員(東京工業大学フロンティア創造共同研究センタ−教授)は、
ITを専門にしている人間から一言だけ申し上げたいと思います。
我々は誰でもできるようにすることを工学と考えてきています。
技術をやり過ぎたのかな、あるいは、しっかりやったからこうなったのかなと思いますが、これは誇るべきことであって、恥じることではありません。そして更にその上に知財を守るための方式をつくるのが本当の話であると思います。例えば、あるメディアに、セキュリティーをかけてコピーをできなくするという考え方は、本来の価値を失う方向にあるのです。
コピーはできるけど、知財も守るという、一見、相矛盾する問題を解決する必要があると思います。
(抜粋)
と、発言。さらに「この問題を混同するのは避けるべきであると思います。」と、ばっさり。
さて第2回。 [資料6]日本のレコード産業からの提言(富塚委員配付資料)を準備し、3つの問題点を提起。
「1.著作権の保護とコンテンツ流通促進について」でありますけれども、流通促進あるいは消費者の利便性という名のもとに著作権者の権利を弱めることがあってはならないと思います。著作物の平易なコピーが技術的に可能になった現在、著作権の保護を強化することこそ、コンテンツ創作の意欲を高め、知的財産の充実と強化が可能となると思います。 コンテンツの流通促進というのは、権利者と利用者との「契約システム」と違法複製を防止するセキュリティー技術を組み合わせたビジネスモデルの開発によって進めるべきものであると考えます。 「2.著作権制度と特許制度を混同しないこと」。 著作物は、商品そのものが複製物であります。複製の権利(コピーライト)は著作権者が専有します。 一方特許権は、それを事業者が業として実施することに及ぶ権利でありまして、特許権そのものが最終商品ではありません。 この違いを無方式主義と言っておりますけれども、次のページのカラーで簡単にわかりやすく書いてございます。混同してはいけないということであります。 3つ目でありますが、この前の会議で、私が皆様にサンプルをお見せしましたように、CDの私的複製が簡単に廉価でできる時代になっております。それと著作権法30条との関係がどうなるか。 そこで提言であります。中古CD販売を禁止するか、あるいは権利者が中古販売営業から正当な利益のロイヤルティーの保証を受けられる法制度を整備する必要があると思います。 著作権者の自衛手段として、今、コピーコントロールCDの発売が開始されましたが、これを技術的に回避する機器やソフトではなくて、手引き書というようなノウハウものが出始めて書店で並んでおります。 このようなものも、流布することを違法として、刑事罰を伴った法整備が必要であろうかと思います。(抜粋)
いかに
CD
業界が窮しているかを訴えていますが、第1回と内容は変わらずで、そぐなわさも相変わらず。某学会の中古CD(と本の)チェーン店やこういう本(for
Win)
やこういうスレッド(for
Mac)
を禁止してくれって・・・一娯楽産業の陳情と取られないことを願うばかり。
続いて第3回。提出された「骨子案」を受け、この会議ではなく、別枠で著作権を検討するよう再度要望。
そうして第4回、
「3番目は著作権関連ですが、アニメやゲームソフトなどのコンピュータ・プログラムなど、日本が優れているコンテンツについてその創作活動の保護と流通の促進をますますやっていかなければならなりません」
と文部科学大臣が発言。あれまレコ協会長はやはり場違いだったのですか。
本当にお気の毒です富塚委員、第5回。
○富塚委員 デジタルコンテンツの事業を行っている業界からただ一人この委員に選んでいただいたわけでありますけれども、先ほど文部科学大臣から海賊版の対策を積極的に進めたいというお話がございました。いわゆるコンベンショナルな、トラディショナルな海賊版といいますのは工場でつくっておりますものですけれども、今、世界的に問題になっておりますのは工場ではなくて家庭で無制限につくってしまうクローンの問題、これがデジタル技術の異常な発展によって今、広がっているわけでありますので、法の規制がなかなか及ばない家庭におけるクローン製作への対策ということにも十分意を用いていただきまして、私どももそのような技術的な開発を一生懸命進めたいと思いますけれども、単にトラディショナルな海賊版、これは日本にはほとんどないんです、今、日本において広がっているのは私的海賊といいますか、著作権を無視した無制限な家庭におけるコピーでありますので、この点を是非少なくできるように、できれば絶滅するような形で御協力をいただきたいと思います。
結局第1回より、主旨主張は変わらず、居場所も見つからなかったようで、これ以降の会議に同氏の発言はありません。
で、14年10月18日、知的財産基本法案。・・・改めて著作権保護会議が持たれるなら大いに評価出来る汚れ役、お疲れさまでした。裏目に出ないといいけどね。というわけで、RECO-PLAY.COM
は富塚氏を応援します♪
A&Z様、情報ありがとうございました。
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